軟弱地盤
軟弱地盤は、水を多く含んだ粘土や、ゆるく堆積した砂などからなる、強さが不足した地盤のことです。そのまま盛土や構造物をつくると沈下や支持力不足、地震時の液状化が生じるため、地盤改良工法で改良してから利用します。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
軟弱地盤に対して、締固め・固結・圧密排水・地下水低下の4分類の地盤改良工法が結びつけられて示されています。
軟弱地盤の対策には、地盤改良工法を用います。工法は大きく、振動や衝撃で地盤を締める締固め工法、固化材で固める固結工法、排水を促して圧密を早める圧密排水工法、地下水を抜く地下水低下工法の4つに分類されます。どの工法も、支持力を高め沈下を抑えることが目的で、液状化の防止にもつながります。地盤の性質や条件に応じて、適した工法を選びます。
左にやわらかく沈み込む軟弱地盤、右に締まって安定した良質地盤が並び、構造物の沈み方のちがいが対比されています。
軟弱地盤は、よく締まった良質な地盤と比べると、やわらかく、構造物の重さで沈下しやすい性質があります。ちがいは、含まれる水の量や、土の粒子の詰まり具合にあります。水を多く含みゆるい軟弱地盤は、そのままでは構造物を安全に支えられないため、改良して良質な地盤に近い状態に近づける必要があります。
軟弱地盤に起こる「沈下」「支持力不足」「液状化」の3つの問題が、構造物に影響する様子が示されています。
軟弱地盤をそのまま使うと、いくつかの問題が起こります。構造物の重さで地盤が圧縮されて沈み込む沈下、重さを支えきれない支持力不足、そして地震時に砂地盤が水のようになる液状化です。これらを防ぐために地盤改良を行い、地盤の強さや締まり具合を高めて、構造物を安全に支えられる状態に近づけます。
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