クリティカルパス
クリティカルパスは、ネットワーク工程表で開始から完了までを結ぶ経路のうち、全体工期を決める最長の経路です。この経路上の作業が遅れると工期全体も遅れやすく、通常はトータルフロートが0日になります。試験では、遅れ判定と全体工期への影響を結び付けます。
セクション別の図解
開始点から完了点までのネットワーク工程表が描かれ、最も長い経路だけが赤く、短い経路は灰色で示されています。
クリティカルパスは、ネットワーク工程表で全体工期を決める最長経路です。赤い道が1本の細い橋のように、ここが詰まると後ろの作業も進めません。経路上の作業に余裕がほとんどないため、1日遅れると完成も1日遅れる関係になりやすいです。工程管理では、まずこの経路を見つけて重点的に管理します。
左に余裕のない赤い経路、右に日数の余裕を示すバッファ付きの灰色経路が並べて描かれています。
クリティカル経路と非クリティカル経路の差は、遅れを吸収できる余裕の有無です。非クリティカル作業にはトータルフロート (全体工期を遅らせずに使える余裕日数) があるため、少し遅れても完成日は変わらない場合があります。クリティカルパス上の作業はこの余裕が0日に近く、同じ1日の遅れでも影響が大きくなります。
クリティカルパスは、ネットワーク工程表で全体工期を決める最長経路です。同じ日数の最長経路が複数ある場合もあり、その作業の遅れは工期全体へ直結します。
赤く強調された作業の近くに、トータルフロート0日というラベルが並び、余裕のない状態が拡大表示されています。
トータルフロート0日の原理は、最早で進めた日程と最遅で許される日程が一致することです。つまり、その作業を後ろへずらす余地がありません。クリティカルパスでは、前後の作業が鎖のようにつながり、ひとつの遅れが後続へ伝わります。計算では各作業の最早時刻と最遅時刻を求め、その差が0の作業を追って経路を確認します。
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