割増賃金
割増賃金は、労働者が時間外労働・休日労働・深夜労働を行ったときに、使用者が通常の賃金に一定の割合を上乗せして支払う賃金です。労働基準法で定められ、長時間労働を抑える役割もあります。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
建設現場で、労働時間を記録し、時間外などの割増賃金を正しく計算して支払う様子が示されています。
建設工事の現場でも、作業員に時間外労働などをさせた場合は、割増賃金を正しく支払う必要があります。そのためには、まず労働時間を正しく記録・管理することが前提になります。賃金支払の5原則(通貨・直接・全額・毎月1回以上・一定期日)とともに、割増賃金の計算を守ることは、労働者を雇う使用者の重要な責務です。
時間外労働・休日労働・深夜労働の3つの場面で、それぞれ割増賃金が発生する様子が並べて示されています。
割増賃金が発生する場面は、大きく3つあります。決められた労働時間を超える時間外労働、休日に働く休日労働、そして深夜の時間帯に働く深夜労働です。それぞれに割増の割合が定められており、休日労働は時間外より高い割合になります。深夜労働がほかと重なる場合は、割増を合わせて計算します。
割増賃金によって時間外や休日の労働に追加の費用がかかり、使用者が長時間労働を控える方向に働く関係が示されています。
割増賃金には、労働者への正当な対価を支払うだけでなく、長時間労働や休日・深夜の労働を抑える役割もあります。これらの労働には通常より高い賃金を支払う決まりにすることで、使用者は安易に長時間働かせると負担が増えます。その結果、労働時間を適切に保とうとする力が働きます。労働者の健康と生活を守るためのしくみです。
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