パレート図
パレート図は、不良や欠点などの項目を、件数の多い順に棒グラフで並べ、その累計を折れ線で重ねた図です。どの項目が問題の大部分を占めるかが一目でわかり、対策すべき重点項目を見つけて優先順位を決められます。
セクション別の図解
パレート図で不良の上位項目を特定し、そこから優先的に対策する品質管理の流れが示されています。
パレート図は、工事の品質管理で、不良や欠点の分析に使われます。発生した不良を項目ごとに集計してパレート図にすれば、最も多い不良がわかり、対策の優先順位を決められます。対策の前後でパレート図を比べれば、改善の効果も確認できます。ヒストグラムや管理図などとともに、品質管理7つ道具の一つとして、データに基づく改善を支えます。
パレート図・ヒストグラム・管理図など、品質管理7つ道具がそれぞれ別の目的で並べて示されています。
パレート図は、品質管理7つ道具の一つで、ほかの道具とは役割がちがいます。パレート図は、どの項目が大きな問題かという重点項目の把握に使います。ヒストグラムはデータのばらつきの形を、管理図は時間に沿った変動を見ます。同じ品質管理の道具でも、知りたいことに合わせて使い分けます。パレート図は、対策の優先順位を決めたいときの道具です。
上位のわずかな項目が問題全体の大部分を占め、そこを対策すれば大きく改善する関係が示されています。
パレート図が役立つのは、多くの問題では、少数の項目が全体の大部分を占めることが多いからです。たとえば、数ある不良のうち、上位の2〜3項目で全体の大半を占めることがあります。パレート図でこの上位項目を見つけ、そこに絞って対策すれば、少ない労力で大きな改善が得られます。あれもこれもと手を広げず、重点に絞る考え方を支える道具です。
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