特性要因図
特性要因図は、ある品質特性(結果)に対して、その原因となりうる要因を、魚の骨のような形に整理して書き出した図です。原因を思いつくままでなく体系的にもれなく洗い出し、問題のもとを探すのに使います。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
発生した不良の原因を特性要因図で洗い出し、改善すべき要因を特定する流れが示されています。
特性要因図は、工事の品質管理で、不良の原因を追究するのに使われます。ある不良が起きたとき、その原因になりうる要因を特性要因図に書き出して整理すれば、どこに手を打てばよいかが見えてきます。図にして関係者で共有すれば、認識を合わせて対策を進められます。品質管理7つ道具の一つとして、原因に基づいた改善を支えます。
特性要因図(原因を広く洗い出す)とパレート図(重点を絞る)が、役割のちがいとして対比されています。
特性要因図は、ほかの7つ道具と組み合わせて使うと効果的です。特性要因図は、考えられる原因を広く洗い出すための道具です。一方、パレート図は、その中から重点的に対策すべき項目を絞り込みます。散布図は、洗い出した原因と結果に本当に関係があるかを確かめます。原因を出す・絞る・確かめる、という流れで使い分けます。
大きな要因から細かい要因へと枝分かれさせ、原因を漏れなく整理していく様子が示されています。
特性要因図が役立つのは、原因を枝分かれの形で整理することで、もれなく洗い出せるからです。結果に対して、まず大きな要因(人・機械・材料・方法など)に分け、それぞれをさらに細かい要因に枝分かれさせます。関係者で意見を出し合いながら書けば、見落としていた原因にも気づけます。こうして問題のもとになっている要因を探し当てます。
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