トラフィカビリティ
トラフィカビリティは、ブルドーザやダンプトラックなどの建設機械が、地盤の上をどれくらい走行できるかを表す性質です。地盤がやわらかいと機械が沈んで動けなくなるため、走行できるかを事前に調べます。ポータブルコーン貫入試験のコーン指数で評価します。
セクション別の図解
やわらかい地盤を調べてコーン指数を測り、走行できる機械を選んだり、地盤改良で硬くしたりする判断の流れが描かれています。
トラフィカビリティは、工事の計画段階で大切な判断材料になります。やわらかい軟弱地盤では、あらかじめコーン指数を測り、どんな機械なら走行できるかを確かめます。必要な走行性が得られない場合は、軽い機械に変えたり、地盤改良で地盤を硬くしたりします。トラフィカビリティを事前に把握しておくことで、機械が沈んで作業が止まる事態を防ぎ、工事を計画どおり進められます。
コーン指数の大きいかたい地盤と、小さいやわらかい地盤を並べ、機械が走れるかどうかの差が対比されています。
トラフィカビリティの良し悪しは、コーン指数という数値で見分けます。コーン指数が大きい地盤はかたく締まっていて、機械が沈まず走行できます。小さい地盤はやわらかく、機械が沈んで走行が難しくなります。さらに、同じ地盤でも軽い機械なら走れて重い機械では沈む、ということもあります。そのため、使う機械の重さに応じて必要なコーン指数が決まっています。
先端に円錐コーンを付けたロッドを人力で地盤に押し込み、押し込むときの抵抗の大きさを読み取る様子が描かれています。
トラフィカビリティは、ポータブルコーン貫入試験で評価します。これは、先端に円錐形のコーンを付けた棒 (ロッド) を人の力で地盤に押し込み、そのときの抵抗をコーン指数として測る試験です。地盤がかたいほど押し込むのに大きな力が要り、コーン指数は大きくなります。やわらかい地盤ほど小さくなり、機械が沈みやすいと判断できます。この数値で、機械が安全に走れるかを見極めます。
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