低熱ポルトランドセメント
低熱ポルトランドセメントは、JIS R 5210 に定めるポルトランドセメントの一種で、水和熱の発生を小さく抑える材料です。ダムや大断面のマスコンクリートで温度ひび割れを防ぐ目的に使われ、初期強度はゆっくり伸びる点が重要です。
4 枚の画像で解説
セクション別の図解
大きなコンクリート断面の内部温度を、普通品より低い曲線として重ねて整理しています。
低熱ポルトランドセメントは、温度上昇を抑えて内部と表面の温度差を小さくします。大きな構造物のひび割れ対策に向きます。
左に早強品、右に低熱品が置かれ、強度発現の速さと温度上昇の大きさを反対方向に整理しています。
早強は早く強度を得る目的です。低熱は発熱を抑える目的なので、初期強度より温度ひび割れ防止を優先する場面で選びます。
低熱ポルトランドセメントは、水和熱の発生を抑えるセメントです。ダムや厚い基礎のようなマスコンクリートで、内部と表面の温度差によるひび割れを減らします。
セメント成分の反応速度を棒の長さで分け、ゆっくり反応する成分を中心に配置しています。
反応が穏やかな成分を多くすると、水和熱の発生がゆっくりになります。強度発現も遅くなるため、養生期間を長めに見る必要があります。
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