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用語集/混合セメント
専門土木

混合セメント

混合セメントは、ポルトランドセメントに、高炉スラグ微粉末やフライアッシュなどの混合材を加えたセメントです。高炉セメント等が代表例で、種類により水和熱の低減や長期強度・耐久性の向上などの特長があります。

3 枚の画像で解説

セクション別の図解

ダムや海洋構造物で、混合セメントを使い、温度ひび割れを抑えつつ長期の耐久性を確保する様子が示されています。

混合セメントは、水和熱を抑えたいマスコンクリートや、長期の耐久性が求められる海洋・地下構造物などで使われます。発熱が小さいため温度ひび割れを防ぎ、緻密な組織で塩分などへの抵抗性を高めます。初期強度がゆっくり出るぶん、養生期間を長めにとる必要があります。普通や早強のポルトランドセメントと、工事の条件や求める性質に応じて使い分ける、代表的なセメントの分類です。

混合セメント(混合材入り)・普通ポルトランド・早強が、発熱や強度の出方の特長で対比されています。

混合セメントは、ポルトランドセメントと特長がちがいます。普通ポルトランドセメントは標準的で幅広く使われ、早強ポルトランドセメントは初期強度が早く出ます。混合セメントは、混合材のはたらきで水和熱が小さく、長期の強度や耐久性、水密性にすぐれます。一方、初期の強度はゆっくり出るため、養生期間を長めにとります。求める性質や工事の条件に応じて、セメントの種類を選びます。

混合材がポルトランドセメントの反応を補い、ゆっくり固まることで発熱を抑えつつ緻密で耐久性の高い組織をつくる様子が示されています。

混合セメントが発熱を抑え耐久性を高めるのは、加えた混合材がゆっくり反応するからです。発熱の大きいポルトランドセメントの割合が減るぶん、固まるときの水和熱が抑えられ、マスコンクリートの温度ひび割れを防げます。また、混合材が時間をかけて反応することで組織が緻密になり、長期の強度や、塩分・薬品への抵抗性、水を通しにくい水密性が高まります。そのぶん初期強度はゆっくり出ます。

関連用語

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関連用語

  • 高炉スラグ微粉末専門土木
  • フライアッシュ土木一般
  • 低熱ポルトランドセメント専門土木

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