スランプ試験
スランプ試験は、まだ固まらないコンクリートのコンシステンシー (流動性や変形しやすさ) を調べる試験です。スランプコーンを引き上げた後に下がった量を測り、指定値の許容範囲内かを確認して受入れの判断に使います。
セクション別の図解
スランプコーンを引き上げた後の生コンと、元の高さとの差を横に配置します。
スランプ試験は、まだ固まらないコンクリートの変形しやすさを測る試験です。受入れ時の施工性確認に使います。
左に沈下量を測るスランプ、右に広がりを測るフローが置かれ、評価する動きを分けます。
スランプ試験は高さの下がりで軟らかさを見ます。フローのように広がり径を見る試験とは、対象とする変形の読み方が違います。
[コンシステンシー確認] スランプ試験は、まだ固まらないコンクリートの変形しやすさを測る試験です。コーンを引き上げた後の下がり量により、施工条件に合う流動性を確認します。
測定したスランプ値が指定値±2.5cmの範囲内なら合格、外なら不合格へ進む判定フローです。
スランプ試験は、コンクリートが現場で扱える柔らかさかを数値で確認する受入試験です。指定スランプから±2.5cm以内なら許容範囲、外れれば施工に適さないおそれがあり、生コンの受入拒否を検討します。数値が大きいほどよいのではなく、ポンプ圧送や構造物の条件に合った範囲に入ることが合否のポイントです。
8、12、15、18cmの代表値が表で並び、一般部材やポンプ圧送などの用途別範囲が整理されています。
数値整理では、スランプ値がコンクリートの下がった量をcmで表すことを押さえます。一般的な打込みでは8〜12cm程度、鉄筋が多い部材やポンプ圧送では大きめの値が使われることがあります。ただし、スランプ値を大きくするために水を増やすと強度や耐久性が下がるため、配合で適切に調整します。指定値と許容差をセットで見ます。
コーン内で形を保った試料が、型を外すと自重で沈む流れを時間順に並べます。
生コンが柔らかいほど自重で大きく沈み、硬いほど形を保ちます。沈下量を測ることで、打込みや締固めのしやすさを判断できます。
コーン据付、3層25回突き固め、静かな引上げ、沈下量の計測までが4つの手順で示されています。
手順では、スランプコーンを平らな板の上に置き、コンクリートを3層に分けて入れ、各層を突き棒で25回ずつ突き固めます。その後、コーンをまっすぐ静かに引き上げ、元の高さからどれだけ下がったかを測ります。スランプ試験は動作が乱れると値が変わるため、急に引き抜いたり、試料を偏らせたりしないことが大切です。
関連用語
この用語と関連する用語に進めば、学習が広がります。