シルト
シルトは、土を粒の大きさで分けたときの区分の一つで、砂より細かく、粘土より粗い土の粒です。粒径は約0.005〜0.075mmで、粘土ほどの粘りはなく、砂ほどの水はけもない、中間的な性質をもちます。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
シルトを含む土の粒度を試験で調べ、締固めや排水のしやすさを判断する様子が示されています。
シルトがどれだけ含まれるかは、土の扱い方を左右します。シルトや粘土が多い細かい土は、水を含むと軟弱になりやすく、締固めや排水に注意が必要です。土質試験で粒度を調べ、礫・砂・シルト・粘土の割合を把握すれば、その土が盛土に向くか、地盤として安定するかなどを見極められます。施工方法を選ぶための基礎的な情報になります。
礫・砂・シルト・粘土が、粗い順に粒の大きさで並べられ、それぞれの境界の数値が示されています。
土の粒は、大きさによって礫・砂・シルト・粘土の4つに区分されます(JISで境界が定められています)。最も粗いのが礫、次が砂、その次がシルト、最も細かいのが粘土です。シルトは砂と粘土の間に位置します。粒が大きいほど水をよく通し、小さいほど水を含んで粘る性質が強くなります。シルトはその中間で、両方の性質を少しずつもちます。
粒の大きさによって、水の通しやすさや粘りの強さが変わり、シルトが中間に位置する関係が示されています。
土の性質は、粒の大きさで大きく変わります。礫や砂のように粒が大きいと、すき間が大きく水をよく通し、粘りません。粘土のように粒が小さいと、水を含んで粘り、水を通しにくくなります。シルトはその中間で、水はけも粘りも中くらいです。粒の大きさで性質が決まるため、粒度の区分は土の扱い方を考えるうえで重要です。
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