礫
礫は、土を粒の大きさで分けたときの区分のうち、最も粗い粒です。粒径は約2〜75mmで、粒どうしのすき間が大きく水をよく通し、粘りがありません。砂利とも呼ばれ、盛土や路盤の材料に適します。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
水はけのよい礫が、盛土や路盤、排水層の材料として使われている様子が示されています。
礫は、水はけがよく安定しやすい性質から、建設工事の材料に広く使われます。盛土の材料や、道路の路盤の材料に適しています。また、水を抜きたい場所では、排水層の材料としても使われます。礫だけでなく、砂やシルトと適切に混ぜて粒の大きさの組み合わせを調整すると、よく締まって強い材料になります。
礫・砂・シルト・粘土が、粗い順に並べられ、礫が最も粗い側にあることが示されています。
土の粒は、大きさによって礫・砂・シルト・粘土の4つに区分されます。礫はその中で最も粗く、粘土が最も細かい区分です。礫は、すき間が大きく水をよく通し、粘りがありません。これに対して粘土は、すき間が小さく水を含んで粘ります。砂とシルトはその中間です。礫は粒が大きいほうの代表として、土の性質を理解する基準になります。
礫の大きな粒の間にできる広いすき間を、水がすばやく通り抜ける様子が示されています。
礫が水をよく通すのは、粒が大きく、粒どうしの間にできるすき間が大きいからです。水はこのすき間をすばやく通り抜けるため、水はけがよくなります。また、粘土のように水を含んで粘ることがないため、雨などで強さが大きく変わりにくく、締め固めると安定します。粒が粗いほど水を通し、安定しやすいという、土の基本的な性質を代表する区分です。
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