振動
振動は、建設機械の稼働や打撃作業などによって地盤を伝わり、周辺の建物や人に伝わる揺れのことです。騒音とともに周辺環境への影響が大きいため、発生する大きさと期間の両面から対策します。
セクション別の図解
工事の敷地境界に振動の測定点があり、決められた上限値を超えないよう管理されている様子が描かれています。
振動は、振動規制法によって特定の建設作業が規制の対象とされ、敷地の境界での大きさや作業時間に制限が設けられています。工事を行う側は、低振動型の建設機械を選び、作業の進め方を工夫して、決められた範囲を超えないように管理します。騒音規制法とよく似たしくみで、周辺の生活環境を守るために具体的な基準が定められています。
同じ作業から、地盤を伝わる「振動」と空気を伝わる「騒音」が同時に発生し、別々の経路で周辺に届く様子が対比されています。
振動は騒音と同時に発生することが多く、対比して覚えると整理できます。両者のちがいは伝わる経路で、振動は地盤を、騒音は空気を伝わります。打撃を伴う作業のように、一つの作業から振動と騒音が同時に出ることもよくあります。どちらも周辺環境への影響が大きいため、法律による規制の対象とされています。
振動の「大きさ」を下げる工夫と、「期間」を短くする工夫が、合わさって周辺が受ける影響を小さくする関係が示されています。
振動の対策も、騒音と同じ考え方が基本です。周辺が受ける影響は、揺れの大きさと、それが続く期間で決まります。そのため、低振動型の機械を使って揺れそのものを小さくするとともに、作業の期間を短くします。影響を分散させようと期間を引き延ばすと、かえって被害を長引かせることになるため、大きさと期間の両方を抑えることが大切です。
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