粉じん
粉じんは、掘削や整地、土砂の運搬などのときに空気中へ舞い上がる、細かいちりやほこりのことです。乾いた土を扱うと発生しやすく、周辺の生活環境を悪くするほか作業者の健康にも影響するため、散水やシートによる被覆で飛散を防ぎます。
セクション別の図解
施工計画に粉じん対策の項目があり、散水・シート被覆・運搬時のシート掛けが具体策として並んでいます。
粉じんへの対策は、騒音・振動・土砂の飛散と並ぶ環境保全対策の重要な視点の一つです。広い土地の掘削や整地では散水やシートによる被覆を行い、土砂の運搬では荷台にシートを掛けて飛散を防ぎます。これらは施工計画に具体的な対策として書き込み、計画的に実行します。周辺の生活環境と、現場で働く作業者の健康の両方を守ることが目的です。
土に水をまいて湿らせる「散水」と、土の山をシートで覆う「シート被覆」の2つの方法が並べて示されています。
粉じんの飛散を防ぐ代表的な方法に、散水とシートによる被覆があります。散水は土を水で湿らせて、ちりが舞い上がりにくくする方法です。シート被覆は、掘削した土の山や運搬する土砂をシートで覆い、風による飛散を防ぐ方法です。どちらも効果が高く、広い土地の掘削や整地、運搬といった場面に応じて使い分けたり、組み合わせたりします。
乾いた土から舞い上がろうとするちりを、水分とシートが押さえつけて、空気中に広がらないようにしている様子が示されています。
粉じん対策の基本は、ちりを舞い上がらせず、風で広げないことです。乾いて軽くなった土ほど舞い上がりやすいため、散水で湿らせて重くし、シートで覆って風から守ります。土砂の運搬では、過積載をやめて荷台からこぼれるのを防ぎ、シートを掛けて走行中の飛散を防ぎます。いずれも、発生源の段階で飛散を抑える、という考え方に基づいています。
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