目地
目地は、コンクリートの構造物や舗装に設ける、区切りの継ぎ目です。温度変化による伸び縮みを逃がしたり、ひび割れを決まった位置に集めたりして、構造物が勝手に割れるのを防ぐ役割をもちます。
セクション別の図解
コンクリート舗装や構造物で、目地を一定間隔に計画配置し、すき間に目地材を詰めて伸縮に備える様子が示されています。
目地は、コンクリート舗装や、橋・水路などのコンクリート構造物で使われます。長く続くコンクリートでは、温度変化や乾燥収縮に備えて、目地を一定の間隔で計画的に配置します。膨張目地・収縮目地・縦目地・横目地などを、構造物の種類や大きさに応じて組み合わせます。すき間には、水や土が入らないよう目地材を詰めます。コンクリートを長持ちさせる、欠かせない工夫です。
伸びを逃がす膨張目地、収縮ひび割れを誘導するダミー目地、向きで分ける縦目地・横目地が、目地の種類として対比されています。
目地には、目的に応じた種類があります。膨張目地は、温度上昇による膨張(伸び)を逃がすすき間のある目地です。ダミー目地(収縮目地)は、乾燥収縮によるひび割れを、あらかじめ入れた浅い切り込みの位置に集める目地です。向きによって、進行方向に沿う縦目地と、横切る横目地に分けられます。膨張(伸び)と収縮(縮み)の両方に備えるよう、目地を使い分けます。
目地が、コンクリートの伸び縮みの力を逃がし、ひび割れを目地の位置に集めて、不規則な割れを防ぐ様子が示されています。
目地が割れを防げるのは、伸び縮みの力を逃がし、ひび割れを操るからです。コンクリートは伸縮を妨げられると内部に力(応力)がたまり、弱い所で勝手に割れます。膨張目地のすき間は伸びを吸収して応力を逃がします。ダミー目地は、あらかじめ断面を弱くした位置にひび割れを集中させ、それ以外の場所が不規則に割れるのを防ぎます。目地を計画的に配置することで、ひび割れをコントロールします。
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