スラブ
スラブは、コンクリート舗装の表面をつくる、板状のコンクリートのことです。交通の荷重を、板の曲げの力で支えて下の路盤に分散させます。温度変化による伸縮を逃がすため、目地で区切られます。
セクション別の図解
コンクリート舗装で、スラブを所定の大きさに区切る目地を配置しながら施工する様子が示されています。
スラブは、コンクリート舗装の施工で中心となる部分です。施工では、スラブが温度変化で伸縮してもひび割れないよう、縦目地・横目地などを適切に配置して区切ります。コンクリート舗装の品質は、スラブの曲げ強度で管理します。耐久年数が長いため、交通量が多く補修しにくい場所や、わだち掘れを避けたい場所などに用いられます。
スラブの曲げで荷重を支えるコンクリート舗装と、たわんで路盤・路床で支えるアスファルト舗装が対比されています。
スラブを使うコンクリート舗装は、アスファルト舗装と荷重の支え方がちがいます。コンクリート舗装は、硬いスラブが板として曲げの力で荷重を受け、広く分散させます(剛性舗装)。アスファルト舗装は、表面がたわんで荷重を路盤・路床に伝えます(たわみ性舗装)。コンクリート舗装は耐久性が高い一方、補修がしにくく、開放までに日数がかかります。
スラブが荷重を曲げで支え、目地が温度による伸縮を逃がしてひび割れを防ぐ様子が示されています。
スラブが荷重を支えられるのは、コンクリートの板としての曲げの強さによります。一方、コンクリートは温度が上がると膨張し、下がると収縮します。この伸縮を逃がさずにいると、内部に力がたまってひび割れます。そこで、スラブを目地で区切って伸縮を逃がし、ひび割れを防ぎます。さらに、スラブの中に鉄網を入れて、ひび割れの広がりを抑えることもあります。
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