橋台
橋台は、橋の両端にあって、橋桁の端を支えるとともに、後ろの盛土が崩れてこないように受け止める構造物です。橋桁を支え背後の土も受け止める下部構造で、道路と橋をなめらかにつなぐ役割ももちます。
セクション別の図解
橋の工事で、両端に橋台を築き、その上に支承を介して桁をかけ、背後の盛土とつなぐ様子が示されています。
橋台は、橋の工事で、両端の下部構造として施工されます。安定した基礎の上に橋台を築き、その上面に支承(桁を支える部材)を置いて橋桁を支えます。背後には道路の盛土が接続するため、土圧や、盛土と橋の境目で生じる段差(踏掛版で対応)も考えて計画します。橋脚とともに橋を支える、橋の端に欠かせない構造物です。
両端の橋台、中間の橋脚、その上にかかる桁が、橋を構成する部材として位置とともに対比されています。
橋台は、ほかの橋の部材と位置・役割がちがいます。橋台は橋の両端にあり、橋脚は川や谷の中間に立って橋桁を支えます。橋台と橋脚は、橋桁を支える「下部構造」です。これに対し、桁は橋台・橋脚の上に水平にかけわたす「上部構造」です。橋台はさらに、後ろの盛土を受け止める役割ももつ点が、橋脚とちがいます。これらが組み合わさって橋ができています。
橋台が、上からの橋桁の荷重を基礎を通して地盤に伝えつつ、背後の盛土が押す土圧も受け止めている様子が示されています。
橋台が橋の端で重要なのは、2つの力を同時に受け止めるからです。一つは、橋桁を通して伝わる上からの荷重で、これを基礎から地盤へ伝えます。もう一つは、背後の盛土が押してくる土圧で、これを擁壁のように受け止めて盛土の崩れを防ぎます。盛土側から橋へ移る境目にあるため、安定した基礎の上に、これらの力に耐えるよう設計・施工されます。
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