桁
桁は、橋で人や車が通る床を支える、水平にかけわたした主要な部材です。両端を橋台や橋脚で支えられ、上の荷重を曲げの力で受け止めて、橋台・橋脚へ伝える、橋の上部構造の中心となる部材です。
セクション別の図解
橋の工事で、橋台・橋脚の上に桁をクレーンなどで架設し、その上に床版を設けて橋をつくる様子が示されています。
桁は、橋の工事で、上部構造として橋台・橋脚の上にかけわたされます。工場でつくった桁を運び、クレーンで吊ったり、送り出したりして架設します。支間(支点間の距離)が大きい橋では、たわみや曲げに耐えるよう、桁の高さを大きくしたり、トラスやアーチなどの構造にしたりします。橋台・橋脚という下部構造の上に桁という上部構造を組み合わせて、橋が完成します。
水平にかかる桁(上部構造)と、それを支える橋台・橋脚(下部構造)が、役割のちがいとして対比されています。
桁は、橋台・橋脚と役割がちがいます。桁は、橋台や橋脚の上に水平にかけわたす上部構造で、荷重を直接受け止めます。橋台・橋脚は、その桁を支える下部構造です。桁に関する長さには、桁そのものの長さ(桁長)や、桁を支える支点(支承)どうしの間隔(支間長)があります。橋全体の長さ(橋長)とあわせて、これらを区別して使います。
桁が、上の荷重を曲げの力で受け止め、両端の橋台・橋脚の支点へ伝えて、たわみに耐える様子が示されています。
桁が荷重を支えられるのは、曲げの力に耐えるからです。桁の上に荷重がかかると、桁は下にたわもうとします。桁は、この曲げの力に耐えて荷重を受け止め、両端の支点(橋台・橋脚)へ伝えます。桁が長い(支間が大きい)ほど、たわみや曲げの力が大きくなるため、桁の材料(鋼・コンクリート)や断面の形を工夫して、曲げに耐えられるようにします。橋の構造の基本となる部材です。
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