工程管理
工程管理は、工事が計画どおりの期間で進むように、進み具合を管理する仕事です。予定と実際を比べ、遅れがあれば手を打って取り戻します。主任技術者・監理技術者が行う技術上の管理の一つで、品質管理・安全管理とともに重要です。
セクション別の図解
主任技術者が工程表で進み具合を確認し、遅れに対して人や機械の配置を調整して工期を守る様子が描かれています。
工程管理は、主任技術者・監理技術者の本来業務の一つです。建設業法では、これらの技術者の職務として、施工計画の作成、工程管理、品質管理が定められています。工程管理では、施工計画で決めた工程を実行に移し、進み具合を監視して遅れを調整します。工期が守られるかは、品質やコストにも直結します。技術者が進捗を的確に管理することで、工事を予定どおりに、むだなく仕上げられます。
左に期限を守る工程管理、右に良いものをつくる品質管理を並べ、管理する目的のちがいが対比されています。
工程管理と品質管理は、どちらも技術上の管理ですが、目的がちがいます。工程管理は「いつまでに仕上げるか」という期間を管理し、工期に間に合うように進み具合を調整します。品質管理は「どれだけ良いものをつくるか」という出来ばえを管理し、基準を満たす品質を確保します。早く仕上げても品質が悪ければだめで、良くても遅れてはいけません。両方をあわせて管理することで、工事を適正に進められます。
計画 (Plan)・実行 (Do)・確認 (Check)・改善 (Action) のサイクルで、工程の遅れを見つけて手を打つ流れが示されています。
工程管理は、計画と実績を比べながら調整を繰り返すことで進めます。まず施工計画で工程を決め (計画)、それに沿って作業し (実行)、進み具合を予定と比べて確かめ (確認)、遅れがあれば手を打って取り戻します (改善)。この計画・実行・確認・改善のサイクル (PDCA) を回すことで、工事を工期内に収めます。予定どおり進んでいるかを早めに確かめることが、大きな遅れを防ぐ鍵になります。
関連用語
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