ふるい分け試験
ふるい分け試験は、目の大きさのちがうふるいを重ねて土や骨材を通し、各ふるいに残った量から、粒の大きさの分布(粒度)を調べる試験です。粒度区分や粒径加積曲線を求めて、材料の判定に役立てます。
セクション別の図解
ふるい分け試験で求めた粒度から、その土や骨材が盛土や路盤の材料に適するかを判定する様子が示されています。
ふるい分け試験は、土や骨材の粒度を調べ、材料として使えるかを判定するのに使われます。求めた粒度から、礫・砂・シルト・粘土の割合(粒度区分)や、粒径加積曲線がわかります。粒の大きさがほどよく混ざった材料はよく締まって強くなるため、盛土や路盤の材料を選ぶときの大切な情報になります。品質管理の試験方法の一つです。
ふるい分け試験(粒度を調べる)と、締固め試験(密度を調べる)が、目的のちがいとして対比されています。
土の試験にはいろいろな種類があり、調べる対象がちがいます。ふるい分け試験は、粒の大きさの分布(粒度)を調べる試験です。これに対して、突固めによる土の締固め試験は、締め固めたときの密度を調べます。ふるいでは細かすぎて分けられない粒は、沈降分析という別の方法で調べます。何を知りたいかに応じて、適した試験を選びます。
土がふるいを通るうちに、大きい粒は上の段に、小さい粒は下の段に分かれ、各段の重さの割合が求まる流れが示されています。
ふるい分け試験のしくみは単純です。目の大きさが上ほど大きく下ほど小さいふるいを重ね、上から土を入れます。大きい粒は上のふるいで止まり、小さい粒は下のふるいへ通り抜けます。各ふるいに残った重さを量り、全体に対する割合を求めれば、どの大きさの粒がどれだけ含まれるかという粒度の分布がわかります。これを粒径加積曲線という曲線で表します。
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