運搬機械
運搬機械は、掘削した土や資材を運ぶダンプトラックなどの建設機械です。大きく重いうえに死角が多いため、明り掘削の現場では、機械が通る道や積卸しの場所を決めて作業員に周知しないと、機械と人が接触する事故が起こる危険があります。
セクション別の図解
決められた運行経路を運搬機械が走り、定めた積卸し場所で土を下ろし、その情報が関係労働者に周知されている様子が描かれています。
運搬機械を安全に使うには、動線を管理します。明り掘削では、機械が通る運行経路と、土を積み下ろす積卸し場所をあらかじめ定めます。そして、それらを関係労働者に周知して、機械がどこを通りどこで止まるかを全員が分かるようにします。これにより、作業員は機械に近づかないよう行動でき、機械側も決められた道を通るため、接触事故を防げます。動線を決めて知らせることが、運搬作業の安全の基本です。
左に土を運ぶダンプトラック (運搬機械)、右に地面を掘るバックホウ (掘削機械) を並べ、役割のちがいが対比されています。
建設現場では、運搬機械と掘削機械が役割を分けて働きます。運搬機械は、掘り出した土や必要な資材を運ぶ機械で、ダンプトラックなどがあります。掘削機械は、地面を掘る機械で、バックホウなどがあります。掘削機械が掘った土を、運搬機械が積んで運び出す、という流れで連携します。どちらも大きく重い機械のため、人との接触を防ぐ動線の管理が、それぞれに必要です。
運搬機械の運転席から見えない死角に作業員がいて、機械と人の動線が交わる地点で接触の危険が生まれる様子が示されています。
運搬機械が危険なのは、大きく重いうえに死角が多いからです。運転席からは、機械のすぐ後ろや横が見えにくく、そこに作業員がいても気づきにくくなります。機械の通り道と作業員の動線が無秩序に交わると、死角で接触する事故が起こります。そこで、運搬機械が通る経路をあらかじめ決め、作業員の動線と分けておくことで、機械と人が交わる地点を減らし、接触事故を防ぎます。
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