粒度調整砕石
粒度調整砕石は、よく締まるように、大きい粒から小さい粒までの割合を調整してつくった砕石です。さまざまな大きさの粒がすき間を埋め合うため、締め固めると密で丈夫になります。おもに路盤の材料として使われ、タイヤローラなどで締め固められます。
セクション別の図解
敷き広げた粒度調整砕石を、タイヤローラが転圧して、平らで丈夫な路盤に仕上げている現場の様子が描かれています。
粒度調整砕石は、おもに路盤の材料として締め固められます。荷重を調整しやすく多様な材料に使えるタイヤローラなどで締め固められ、密で平らな路盤になります。路盤は、その上の舗装 (基層・表層) を支え、車の重みを下の路床へ伝える層です。粒度調整砕石は、すき間が少なく丈夫に締まるため、この路盤の材料に適しています。平らに仕上げることで、上の舗装もきれいに仕上がります。
左に割合を整えた粒度調整砕石、右に大小が自然に混ざった切込砂利を並べ、つくり方のちがいが対比されています。
粒度調整砕石と切込砂利は、どちらも大小の粒が混ざってよく締まる材料ですが、つくり方がちがいます。粒度調整砕石は、よく締まるように粒の大きさの割合を人が調整してつくった砕石です。切込砂利は、採れたままの大小の粒や細粒分が自然に混ざった砂利です。粒度調整砕石は、すき間が最も少なくなるよう整えてあるため、安定した品質で密に締まります。路盤のように高い品質が求められる層に向きます。
大きな粒の間に中くらいの粒、さらに小さな粒が順に入り込み、すき間が最小になるよう調整された様子が示されています。
粒度調整砕石が密に締まるのは、粒の割合を最適に整えてあるからです。大きな粒だけだとすき間が多く残りますが、その間に入る中くらいの粒、さらにそのすき間を埋める小さな粒、と大きさの割合をうまく調整すると、すき間が最も少なくなります。この状態で締め固めると、粒どうしがびっしりかみ合い、密で丈夫な層になります。すき間が少ないため、荷重を受けても変形しにくく安定します。
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