道路法
道路法は、道路を適切につくり、管理して、交通を守るための法律です。道路に物を置いたり、地下に管を埋めたり、掘り返したりして道路を継続して使うときは、道路を管理する者(道路管理者)の占用許可が必要だと定めています。
セクション別の図解
道路を掘って管を埋める工事の前に、道路管理者へ占用許可を申請し、交通の安全に配慮して施工する様子が示されています。
道路法は、道路にかかわる工事の進め方を直接しばります。地下に管を埋める、工事用の足場や仮囲いを道路に出す、看板を置くなど、道路を継続して使うときは、着工前に道路管理者へ占用許可を申請します。許可には、占用する場所・期間・構造などの条件が付きます。また、道路工事では交通を止めたり減らしたりするため、交通規制や安全のための保安設備も別途必要になります。許可なく道路を使うことはできないため、計画の早い段階で道路管理者と調整します。
道路を管理する道路法と、川を管理する河川法が、管理する公共の場のちがいで並べて対比されています。
道路法は、よく似た役割の河川法と管理する対象がちがいます。道路法は「道路」を管理し、道路を継続して使う占用には道路管理者の許可が必要です。河川法は「川」を管理し、河川区域内の工事には河川管理者の許可が必要です。どちらも、みんなが使う公共の場所を勝手に使わせないために、管理者の許可というしくみを設けている点が共通です。守りたいものが、安全な交通を支える道路か、洪水を防ぐ川かのちがいだと考えると、二つの法律をまとめて理解できます。
道路に管を埋めたり物を置いたりする占用を、道路管理者の許可でコントロールするしくみが示されています。
道路法が交通を守れるのは、占用に許可制をしいているからです。道路に一定の施設を設けて継続して使うことを「占用」といいます。たとえば、地下に水道・ガス・電気の管を通す、電柱を立てる、工事用の足場を出すなどです。これらをするときは、道路管理者の占用許可を受けます。道路管理者は、その占用が交通の妨げにならないか、安全を損なわないかを確かめてから許可し、場所や期間、構造などの条件を付けます。こうして、道路の安全な通行が保たれます。
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