パッチング工法
パッチング工法は、アスファルト舗装にできた局部的なくぼみやひび割れに、舗装材料を詰めて応急的に補修する工法です。穴やひびができた狭い範囲を対象に、傷んだ部分だけを手早く直す、最も簡単な舗装補修の一つです。
セクション別の図解
道路の点検でみつけた小さな穴やひびを、パッチングで日常的に補修し、安全な路面を保つ様子が示されています。
パッチング工法は、道路の日常的な維持管理で使われます。点検で見つけた穴やひびを、その都度パッチングで埋めて、走行の安全を保ちます。損傷が広い範囲に及ぶ場合は、切削やオーバーレイ、打換えといった本格的な補修が必要ですが、それまでのつなぎとしても役立ちます。損傷が小さいうちに早く対応することが、舗装を長持ちさせるうえで大切です。
パッチング(局部の穴埋め)・切削(削り)・打換え(撤去新設)・オーバーレイ(重ね)が、補修の規模順に対比されています。
パッチング工法は、ほかの舗装補修工法と規模がちがいます。パッチングは、局部的な穴やひびを詰める、最も小さな応急補修です。切削工法は表面を削って凸凹をなくし、オーバーレイ工法は上に新しい層を重ね、打換え工法は傷んだ舗装を撤去して新設します。損傷の範囲や程度に応じて、パッチングのような部分補修から、打換えのような大がかりな補修まで使い分けます。
くぼみに水がたまって舗装の傷みが広がる前に、パッチングで穴を埋めて水の浸入を止める様子が示されています。
パッチング工法が役立つのは、傷んだ部分を早く埋めて、損傷の拡大を防げるからです。舗装にできた穴やひびを放っておくと、そこに水が入り込み、路盤を傷めてさらに大きな破損へと広がります。パッチングで早めに材料を詰めて埋めれば、水の浸入を止め、傷みが広がるのを抑えられます。本格的な補修までの応急処置として、手早く対応できるのが利点です。
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