アウトリガー
アウトリガーは、移動式クレーンなどの車体から横に張り出して接地させ、転倒を防ぐ支えの脚です。作業時は原則として最大限に張り出して支える幅を広げ、荷の重さで車体が倒れるのを防ぎます。
セクション別の図解
移動式クレーンの作業前に、アウトリガーを最大限張り出し、必要に応じて敷板を敷いて安全を確保する様子が示されています。
アウトリガーは、移動式クレーンの作業で、転倒を防ぐために使われます。作業の前には、原則としてアウトリガーを最大限に張り出して、車体を安定させます。転倒のおそれがある軟弱地盤では、原則として作業を行いません。やむを得ず作業する場合は、敷板を敷いて接地圧を分散させ、沈下を防ぎます。定格荷重を守ることとあわせて、移動式クレーンの安全作業の基本です。
アウトリガーを最大限張り出した安定状態と、張り出し不足や軟弱地盤で傾く危険な状態が対比されています。
アウトリガーは、張り出し方や地盤の状態で安定の度合いが変わります。原則として最大限に張り出すと、支える幅が最も広くなり安定します。張り出しが不足すると支える幅が狭く、転倒しやすくなります。また、軟弱地盤ではアウトリガーが沈んで傾くため、原則として作業を行いません。必要なときは敷板を敷いて接地圧を分散させ、沈下を防ぎます。
アウトリガーを張り出すことで車体を支える四角形の幅が広がり、荷の重さによる転倒に抵抗しやすくなる様子が示されています。
アウトリガーが転倒を防げるのは、車体を支える幅を広げるからです。荷をつるとクレーンは荷の側に倒れようとしますが、横に張り出したアウトリガーが地面を踏ん張り、てこのように倒れる力に抵抗します。支える幅が広いほど倒れにくいため、原則として最大限に張り出します。ただし、地盤がアウトリガーの力を支えられないと沈んで傾くため、地盤の確認も欠かせません。
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