コンクリート骨材品質4軸
コンクリート骨材品質4軸は、骨材 (砂や砂利) を粒形、粗粒率、すりへり減量、有機不純物の4つから確認し、練りやすさ、強さ、すり減りにくさ、固まり方への影響を読む見方です。材料を選ぶ段階で不具合を防ぐために重要です。
セクション別の図解
中央の骨材試料を囲むように、粒形、粗粒率、すりへり、有機不純物の4区画が並び、品質を見る全体像が描かれています。
コンクリート骨材品質4軸は、骨材 (砂や砂利) を一つの性質だけでなく、形、粒の大きさのまとまり、すり減りにくさ、汚れの有無から見る考え方です。骨材はコンクリートの体積の多くを占めるため、石の集まり方が悪いと水を多く使い、固まった後の強さや耐久性にも影響します。4軸で見ると、材料選びの見落としを減らせます。
左に清浄な骨材、右に有機不純物を含む骨材がビーカー越しに置かれ、セメントの固まり方の違いが比較されています。
清浄な骨材は、セメントと水が反応して固まる水和反応 (セメントが水と結びついて硬くなる反応) を邪魔しにくい材料です。一方、有機不純物を含む骨材は、表面に土や植物片のような汚れが付いている状態で、接着を弱めたり、固まる時間を乱したりします。骨材品質は、強度や耐久性を支える材料条件として確認します。
骨材は粒形、粗粒率、すりへり減量、有機不純物で性質を確認します。粒の形や分布、摩耗への強さ、硬化への影響を見て、コンクリート品質への適合を判断します。
左に丸みのある球形骨材、右に薄く平たい扁平骨材が拡大され、粒の間にできる隙間の量が対比されています。
粒形がよい骨材は、丸い豆を器に入れたときのように粒同士が動きやすく、隙間も比較的そろいます。扁平骨材 (薄く平たい石) や細長い骨材が多いと、粒が引っかかって空間が増え、コンクリートを流しやすくするための単位水量 (1立方メートルに入れる水の量) が増えます。水が増えすぎると強さが落ちやすいため、粒形は品質の出発点になります。
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