建ぺい率 vs 容積率
建ぺい率 vs 容積率は、同じ敷地で建物の広がりを真上から見る指標と、各階の床面積の合計を見る指標を比べる整理です。前者は平面的なゆとり、後者は建物全体の大きさを判断するために使います。試験では、目的、対象、使う場面の入れ替えに注意します。
セクション別の図解
同じ敷地について、左に真上から見た建物の面積、右に各階の床面積を積み重ねた図が並んでいます。
建ぺい率 vs 容積率では、建物を「上から見るか」「床を全部足すか」を分けます。建ぺい率は敷地の中で建物の影が占める割合です。容積率は 1 階、2 階、3 階などの床面積を合計し、敷地面積で割る割合です。平面と立体を分けて覚えます。
2 列の比較表で、左に平面の占有率、右に立体的な床量が置かれ、見る方向の違いが整理されています。
建ぺい率は空地の確保や建物同士の間隔に関係しやすく、容積率は人口や利用者数、道路や下水など都市の受け入れ力に関係しやすいです。同じ建物でも、低く広い建物は建ぺい率が大きくなりやすく、高く積む建物は容積率が大きくなりやすい点が違います。
真上から見た敷地図で、建物の影にあたる水平投影部分だけが色付きになり、計算対象として示されています。
建ぺい率を見るときは、各階の床を足しません。真上から光を当てたときに地面へ落ちる影だけを使うイメージです。建築面積が敷地をどれだけ覆うかを見るので、庭や通路のゆとり、防火上の離れ、通風の確保と結びつけて読むと理解しやすくなります。
1 階、2 階、3 階の床面積が透明な箱のように縦に積み上げられ、合計して延床面積になる様子です。
容積率では、建物の影ではなく延床面積 (各階の床面積の合計) を使います。敷地が同じでも、階を増やすほど床の量は増えます。たとえば同じ足元の建物でも、3 階建てなら使える床が増えるため、建ぺい率は同じでも容積率は大きくなることがあります。
関連用語
この用語と関連する用語に進めば、学習が広がります。