間隙率
間隙率は、土全体の体積に対する、すき間(間隙)の体積の割合です。百分率で表し、値が大きいほど土がゆるく、すき間が多いことを示します。土粒子の体積を基準にする間隙比とは別の指標です。
セクション別の図解
間隙率から土の締まり具合を判定し、締固めが十分かを確認する様子が示されています。
間隙率は、土の締まり具合を判定するのに使われます。間隙率が小さければよく締まっており、大きければゆるい状態です。締固めの前後で間隙率を比べれば、どれだけ締まったかを確認できます。間隙比とは分母がちがうだけなので、互いに換算することもできます。三相モデルから求まる基本的な値として、地盤や盛土材料の状態を把握するのに役立ちます。
間隙率(分母=土全体)と間隙比(分母=土粒子)が、同じすき間の量を別の基準で表す関係として対比されています。
間隙率は、間隙比とよく似ていますが、分母がちがいます。間隙率は、すき間の体積を「土全体」の体積で割った割合です。間隙比は、すき間の体積を「土粒子だけ」の体積で割った値です。どちらも土のすき間の多さ(ゆるさ)を表しますが、何を基準にするかが異なります。混同しないよう、分母が土全体か土粒子かを区別することが大切です。
ゆるい土(すき間が多く間隙率大)と締まった土(すき間が少なく間隙率小)が対比され、締固めで間隙率が下がる関係が示されています。
間隙率は、土の締まり具合を表します。土の中のすき間が多いほど間隙率は大きく、ゆるい状態です。土を締め固めると、粒子のすき間が詰まってすき間の体積が減るため、間隙率は小さくなります。つまり、間隙率が小さい土ほどよく締まって密です。土がどれだけ締まっているか、ゆるいかを数値で表せるため、地盤や材料の状態を知る手がかりになります。
関連用語
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