品質管理
品質管理は、工事の成果が求められた品質を満たすように管理する仕事です。材料や施工が基準どおりかを検査・確認し、不良があれば直します。主任技術者・監理技術者が行う技術上の管理の一つで、締固め度の確認などもこれに含まれます。
セクション別の図解
主任技術者が、施工された各部の検査結果を確認し、基準を満たすよう品質を管理している様子が描かれています。
品質管理は、主任技術者・監理技術者の本来業務の一つです。建設業法では、これらの技術者の職務として、施工計画の作成、工程管理、品質管理が定められています。品質管理では、材料や施工が基準どおりかを検査・確認し、盛土の締固め度の確認などもこれに含まれます。不良があれば手直しを指示します。技術者がしっかり品質を管理することで、求められた性能をもつ、安全で長く使える構造物が完成します。
左に出来ばえを確かめる品質管理、右に期限を守る工程管理を並べ、管理する目的のちがいが対比されています。
品質管理と工程管理は、どちらも技術上の管理ですが、目的がちがいます。品質管理は「どれだけ良いものをつくるか」という出来ばえを管理し、検査で基準を満たす品質を確保します。工程管理は「いつまでに仕上げるか」という期間を管理し、工期に間に合うよう進み具合を調整します。品質を確保しても遅れてはいけず、早く仕上げても品質が悪ければだめです。両方をあわせて管理することで、工事を適正に進められます。
品質の基準を決め、施工し、検査で確かめ、不良があれば直す、という改善のサイクルが矢印で示されています。
品質管理は、基準を決めて検査し、改善を繰り返すことで進めます。まず、満たすべき品質の基準を決め (計画)、それに沿って施工し (実行)、できあがりが基準どおりかを検査で確かめ (確認)、不良があれば直します (改善)。この計画・実行・確認・改善のサイクル (PDCA) を回すことで、品質を一定に保ちます。締固め度のように、見た目では分かりにくい品質も、検査で数値にして確かめることが大切です。
関連用語
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