トンネル
トンネルは、山や地中を掘ってつくる、道路・鉄道・水路などの通り道です。山を掘る山岳工法、軟弱地盤で機械を使うシールド工法、地表から掘って埋め戻す開削工法などがあり、地盤や深さに応じて選びます。
セクション別の図解
事前の地質調査をもとに、山岳・シールド・開削のなかから地盤に合った工法を選び、トンネルを掘り進める様子が示されています。
トンネルは、道路・鉄道・水路など、さまざまな用途で地中につくられます。建設では、まず地質を調査し、地盤の硬さや地下水、深さ、まわりの状況に応じて工法を選びます。硬い山なら山岳工法、軟弱地盤や市街地の地下ならシールド工法、浅い所なら開削工法というように使い分けます。掘削中は、湧水や地山の崩れに注意しながら、安全に掘り進めます。
硬い山を掘る山岳工法、軟弱地盤を機械で掘るシールド工法、地表から掘る開削工法が、地盤と掘り方で対比されています。
トンネルの工法は、地盤や深さによって使い分けます。山岳工法(NATMが代表)は、硬い地山を発破や機械で掘り、地山の強さを生かして支えます。シールド工法は、シールドという機械で軟弱な地盤や地下水のある所を掘り、まわりを覆いながら進みます。開削工法は、浅い所で地表から掘り下げてトンネルをつくり、埋め戻します。それぞれ適した条件がちがいます。
トンネルを掘った直後の周りの地山を、吹付けコンクリートやセグメントで支えて、崩れやゆるみを防ぐ様子が示されています。
トンネルづくりで最も大切なのは、掘った周りの地山が崩れないように支えることです。地中を掘ると、それまで土や岩がつり合っていた状態がくずれ、周りがトンネル側へ崩れたりゆるんだりします。山岳工法では、地山自体の強さを生かしつつ、吹付けコンクリートやロックボルトで補強します。シールド工法では、機械の外殻で守りながら掘り、後ろにセグメント(覆い)を組み立てます。工法ごとに支え方がちがいます。
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