鉄輪
鉄輪は、振動ローラなどがもつ鉄製の車輪 (ドラム) のことです。その重みで土を押さえて締め固めます。振動ローラでは、この鉄輪の内部に振動を起こす起震機構が組み込まれていて、重みと振動の両方で土を締め固めます。
セクション別の図解
砂質土の路床を、鉄輪をもつ振動ローラが振動を加えながら締め固めている現場の様子が描かれています。
鉄輪は、振動ローラの締固めで活躍します。鉄輪の内部にある起震機構と組み合わせることで、重みと振動の両方を土に加えられます。とくに、振動が伝わりやすい砂質土の路床などの締固めで高い効果を発揮します。鉄輪は表面が平らなため、締め固めた表面を平らに仕上げやすいという利点もあります。土質や工程に応じて、鉄輪の振動ローラとタイヤローラなどを使い分けます。
平らな鉄輪、空気入りのタイヤ、突起の付いたドラムという、3 種類のローラの車輪が並べて対比されています。
ローラの車輪には、いくつかの種類があります。鉄輪は、表面が平らな鉄製の車輪で、振動ローラなどに使われます。タイヤローラは、空気入りのゴムタイヤで土を押さえ、荷重を調整しやすいのが特長です。タンピングローラは、表面に突起 (フート) の付いたドラムをもちます。車輪の形によって、締固めの効き方や向く土質が変わります。鉄輪は、振動と組み合わせて砂質土をよく締め固めます。
鉄輪の重みが土を押さえ、内部の起震機構が起こす振動が土の中に伝わって、粒どうしを詰めていく様子が示されています。
鉄輪が土を締め固められるのは、重みと振動を土に伝えるからです。重い鉄輪が地面を転がると、その重みが土を上から押さえます。さらに、振動ローラでは鉄輪内部の起震機構が振動を起こし、その振動が土の中に伝わって、粒どうしを動かしながら密に詰めます。とくに砂質土は振動が伝わりやすいため、鉄輪の振動による締固めがよく効きます。重みと振動の組み合わせが、鉄輪の締固めの力です。
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