天端
天端は、堤防や護岸、擁壁などの構造物の一番上の平らな部分のことです。堤防では人や車が通る道になることもあり、高さは想定する水位に余裕を加えて決められます。構造物の上端を指す基本用語です。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
堤防の天端高さを管理し、護岸では各部材の位置を天端・法面などで指示する様子が示されています。
天端は、河川や道路の構造物の施工・管理で使われます。堤防では、天端の高さを設計通りに保つことが、洪水を防ぐうえで欠かせません。護岸でも、法覆工・基礎工・根固工などの部材の位置を、天端や法面といった用語で指示します。構造物のどこを指すかを関係者で正しく共有するための、基本となる位置の用語です。
堤防の断面で、天端(頂部)・法面(斜面)・法尻(ふもと)がそれぞれの位置として対比されています。
天端は、構造物の位置を表す用語の一つで、ほかの用語と区別して使います。天端は頂部の平らな面、法面はその両側の斜面、法尻は斜面が地面と接するふもとの部分です。これらをセットで覚えると、堤防や擁壁のどこを指しているかを正確に伝えられます。設計図や現場の指示で、位置を取り違えないために重要な基本用語です。
堤防の天端の高さが、想定する水位に余裕を加えた高さに設定され、水があふれない関係が示されています。
天端の高さは、構造物の役割を果たすうえで重要です。河川堤防では、天端の高さがそのまま堤防の高さになり、想定する水位に余裕(余裕高)を加えて決められます。これより低いと、洪水のときに水が天端を越えてあふれる越水が起こります。天端の幅は、管理用通路として使うかどうかなど、用途に応じて決められます。
関連用語
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