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用語集/単断面 vs 複断面河川
専門土木

単断面 vs 複断面河川

単断面 vs 複断面河川は、川の断面が一つの水路だけか、低水路と高水敷に分かれるかを比べる整理です。ふだんの流れと洪水時の広がり方が変わるため、高水護岸などの配置判断につながり、断面図を読む入口にもなります。

4 枚の画像で解説

セクション別の図解

左に高水敷のない単断面、右に低水路と高水敷を持つ複断面が並び、水位の上がり方まで比べられています。

単断面 vs 複断面河川では、川幅全体が一つの流れ場か、低水路 (ふだん水が流れる部分) と高水敷 (洪水時に水が乗る平らな部分) に分かれるかを見ます。単断面は皿が一枚、複断面は段付きの皿のような形です。この違いを押さえると、高水護岸の位置や河川敷利用の考え方を整理できます。

川幅全体が一つの台形として描かれ、低い段や高水敷を持たず、中央を水が流れるシンプルな水路断面になっています。

単断面河川は、ふだんの水位から洪水時の水位まで、同じ断面の中で水深が増えていく形です。低水路と高水敷の段差がないため、断面の読み取りは単純ですが、水位上昇時には川幅全体が流れの場になります。図では、段付きの複断面と混同せず、高水敷がないことを最初に確認します。これが判定の入口です。

中央の低水路の両側に高水敷が一段高く描かれ、洪水時の水位が高水敷まで青い面で重ねて示されています。

複断面河川は、低水路がふだんの流れを受け持ち、高水敷が大雨のときに水を広げて受ける形です。段差があるため、ふだんは高水敷を公園や通路のように使える場合があります。ただし洪水時には水が乗る場所なので、護岸や管理用通路の位置を読むときは、低水路と高水敷を分けて見ます。

単断面河川は水路が一つの断面で構成され、複断面河川は低水路と高水敷に分かれます。高水護岸は、洪水時に水が広がる高水敷を持つ複断面河川の構造と結び付けて理解します。

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