締固め度
締固め度は、現場で締め固めた土がどれだけ密になったかを表す品質指標です。現場の土の乾燥密度を、室内試験で求めた最大乾燥密度で割った割合 (%) で表します。あらかじめ決めた値 (たとえば90%以上) を満たすかで、盛土や路床の締固めの合否を判断します。
セクション別の図解
盛土の各層で締固め度を測り、基準を満たした層は次へ進み、不足した層は追加で転圧する管理の流れが描かれています。
締固め度は、盛土・路床・路体などの締固め管理に広く使われます。各層を締め固めたあとに締固め度を測り、あらかじめ決めた規定値 (たとえば90%以上) を満たしていれば合格として次の層に進みます。不足していれば、追加の転圧を行って密度を高めます。こうして層ごとに締固め度をそろえることで、盛土全体の締まり具合が均一になり、完成後の沈下を防げます。
室内の最大密度を基準にする締固め度と、ゆるい・密の両端を基準にする相対密度を並べ、基準のとり方のちがいが対比されています。
締固め度と相対密度は、どちらも土の締まり具合を表す指標ですが、基準のとり方がちがいます。締固め度は、室内試験で求めた最大乾燥密度を100%とし、現場がその何割まで締まったかを見ます。盛土や路床の管理に使われます。相対密度は、最もゆるい状態と最も密な状態を両端にして、その間のどこにあるかを見る指標で、主に砂質地盤に使われます。目的や土に応じて使い分けられます。
現場で砂置換法により測った密度と、室内の突固め試験で求めた最大密度を並べ、両者を割り算して締固め度を出す流れが示されています。
締固め度は、2つの密度を比べて求めます。1つは現場の密度で、砂置換法 (掘った穴に基準砂を詰めて体積を測る方法) などで調べます。もう1つは室内の突固め試験で求める、その土の最大乾燥密度です。現場の密度を最大密度で割り、パーセントにしたものが締固め度です。この値があらかじめ決めた基準を満たしているかで、締固めの合否を判断します。
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