路体
路体は、盛土でつくる道路の下部にあたる土の部分です。路床の下にあって道路全体を下から支える土台で、路床ほどの強さは求められませんが、沈下や崩れを防ぐために層ごとに締め固めます。締固め度を測って品質を管理する対象になります。
セクション別の図解
積み上げた路体から試料を採り、現場の密度を基準の密度と比べて締まり具合を数値で確かめる様子が描かれています。
路体の締まり具合は、締固め度 (現場の乾燥密度を基準の最大乾燥密度で割った値) で管理します。砂置換法などで現場の密度を測り、決められた締固め度を満たしているかを確かめます。路体は道路の下部のため、舗装を直接支える路床に比べると求められる基準はややゆるめですが、それでも沈下を防ぐために十分な締固めが必要です。
道路の下部にある路体と、そのすぐ上で舗装を支える路床を上下に並べ、位置と役割のちがいが対比されています。
路体と路床は、どちらも盛土でつくる土の部分ですが、位置と役割がちがいます。路体は道路の下部で、全体を下から支える土台です。路床はそのすぐ上、路盤や舗装の真下にあり、上からの車の重みを直接受け止めるため、路体より高い強さと締固めが求められます。下の路体でしっかり支え、上の路床でより丁寧に仕上げる、という役割分担になっています。
盛土材料を薄い層に広げ、ローラで締め固めてから次の層を重ねる作業を繰り返し、路体が下から積み上がっていく様子が示されています。
路体は、土を一度に厚く盛るのではなく、薄い層に分けて広げ、1層ごとに締め固めながら積み上げます。厚く盛ると下まで力が届かず、内部が締まらないまま残って沈下の原因になるからです。薄い層を確実に締め固めて重ねることで、すき間の少ない密な盛土になり、上の路床・舗装を安定して支えられる土台ができあがります。
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