最適含水比
最適含水比は、土を一定の力で締め固めたときに、最もよく締まって乾燥密度が最大になる含水比のことです。締固め試験で求め、盛土を効率よく締め固めるための、締固め品質管理の目標として使われます。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
盛土の現場で、土の含水比を最適含水比に近づけてから締め固め、よく締まった盛土をつくる様子が示されています。
最適含水比は、盛土の締固め品質管理で目標として使われます。現場の土を最適含水比に近づけてから締め固めれば、効率よくよく締まった盛土がつくれます。また、品質規定方式では、最大乾燥密度に対する現場の乾燥密度の比(締固め度)を管理しますが、その基準となるのが、最適含水比のときの最大乾燥密度です。
乾きすぎ・最適・湿りすぎの3つの状態が並び、最適含水比のときだけ最もよく締まる様子が対比されています。
最適含水比は、水分が多すぎても少なすぎてもいけない、ちょうどよい点です。含水比が低すぎると、土の粒子どうしの摩擦が大きく、硬くて締まりません。高すぎると、すき間の水が粒子の移動を邪魔して、やはり締まりません。最適含水比のときだけ、水が粒子のすべりを助けつつ、すき間を水が占めすぎず、最もよく締まります。
突固め試験で含水比を変えながら締め固め、乾燥密度を測って描いた山形の曲線の頂点を読み取る様子が示されています。
最適含水比は、締固め試験(突固めによる土の締固め試験)で求めます。含水比を変えながら土を一定の力で締め固め、それぞれの乾燥密度を測ります。横軸に含水比、縦軸に乾燥密度をとって点を結ぶと、山形の曲線(締固め曲線)が描けます。その頂点にあたる含水比が最適含水比で、頂点の乾燥密度が最大乾燥密度です。
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