労務宿舎
労務宿舎は、工事に従事する作業員が寝起きする、生活のための仮設の施設です。遠方や山間部の現場などで作業員が泊まり込むときに使われます。工事の作業ではなく生活のためのものなので、間接仮設工事に分類されます。
セクション別の図解
労務宿舎・現場事務所・監督員詰所・資材置場が並び、いずれも管理や生活のための間接仮設であることが描かれています。
労務宿舎は、間接仮設の一つです。間接仮設には、ほかにも、工事の管理や打合せに使う現場事務所、監督員が待機する監督員詰所、資材を整理する資材置場などがあります。これらに共通するのは、工事の作業そのものではなく、管理や生活のための施設だという点です。労務宿舎は、このうち作業員の居住・生活を目的とする施設です。いずれも作業に直接かかわらないため間接仮設に分類され、工事が終われば撤去されます。
左に作業員が寝起きする労務宿舎 (間接仮設)、右に高所作業に使う足場 (直接仮設) を並べ、仮設の分類が対比されています。
仮設工事は、工事の作業に直接必要かどうかで分かれます。労務宿舎は、作業員の生活のための場所で、工事の作業そのものには直接かかわらないため、間接仮設にあたります。足場のように、作業に直接必要な設備は直接仮設です。「生活や管理のための場所が間接仮設」「作業に直接使う設備が直接仮設」と整理すると、労務宿舎が間接仮設である理由が分かります。労務宿舎は、生活面から工事を支える間接仮設です。
遠方の現場の近くに労務宿舎を設けることで、作業員が泊まり込んで毎日の作業を続けられる様子が示されています。
労務宿舎が間接仮設とされるのは、工事の作業そのものではなく、作業員の生活を支える施設だからです。遠方や山間部の現場では、作業員が毎日通うのが難しいため、近くに泊まり込んで作業を続けます。そのためには、寝起きできる生活の場が必要です。労務宿舎は、その場を提供します。ただし、ここで直接作業をするわけではありません。作業を続けられるよう生活面から間接的に支えるため、間接仮設に位置づけられます。
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