現場事務所
現場事務所は、工事の管理や打合せのために現場に設ける仮設の建物です。書類の作成や工程・安全の打合せ、関係者との連絡などに使われます。工事の作業そのものではなく管理のためのものなので、間接仮設工事に分類されます。
セクション別の図解
現場事務所・監督員詰所・労務宿舎・資材置場が並び、いずれも管理や生活のための間接仮設であることが描かれています。
現場事務所は、間接仮設の代表例です。間接仮設には、ほかにも、監督員が待機する監督員詰所、作業員が寝起きする労務宿舎、資材を整理する資材置場などがあります。これらに共通するのは、工事の作業そのものではなく、管理や生活のための施設だという点です。いずれも工事を支えますが、作業に直接かかわらないため間接仮設に分類され、工事が終われば撤去されます。現場事務所は、その中心となる管理の拠点です。
左に管理・打合せに使う現場事務所 (間接仮設)、右に高所作業に使う足場 (直接仮設) を並べ、仮設の分類が対比されています。
仮設工事は、工事の作業に直接必要かどうかで、直接仮設と間接仮設に分かれます。現場事務所は、管理や打合せのための場所で、工事の作業そのものには直接かかわらないため、間接仮設にあたります。足場のように、作業に直接必要な設備は直接仮設です。「人が集まって管理・打合せをする場所が間接仮設」「作業に直接使う設備が直接仮設」と整理すると、現場事務所が間接仮設である理由が分かります。
現場事務所で立てた計画や打合せの内容が、現場の作業に伝えられ、工事が円滑に進む様子が矢印で示されています。
現場事務所が間接仮設とされるのは、工事の作業そのものではなく、それを支える管理のための場所だからです。工事を計画どおり、安全に進めるには、書類づくりや打合せ、連絡といった管理の業務が欠かせません。現場事務所は、その拠点になります。ただし、ここで直接土を掘ったりコンクリートを打ったりするわけではありません。作業に直接かかわらず、管理を通じて間接的に工事を支えるため、間接仮設に位置づけられます。
関連用語
この用語と関連する用語に進めば、学習が広がります。