レディーミクストコンクリート
レディーミクストコンクリートは、工場で材料を計量して練り混ぜ、固まる前にアジテータ車で現場へ運ぶコンクリートです。品質をそろえやすく、構造物の強度や施工しやすさを現場で安定して確保できます。試験では、材料の働き、品質への影響、使う場面が頻出です。
セクション別の図解
左に製造工場、中央にアジテータ車、右に打込み現場が並び、固まる前のコンクリートが運ばれる流れが描かれています。
レディーミクストコンクリートは、セメント、水、骨材、混和材料を工場で正確に練り混ぜ、まだやわらかい状態で現場に届ける材料です。料理を厨房でまとめて作って配達するように、現場ごとのばらつきを小さくできます。JIS A 5308 の対象で、強度やスランプなどを指定して注文します。
ポンプ車のホースが型枠内へ伸び、橋台や擁壁などの現場打ち構造物にコンクリートを流し込む様子が描かれています。
レディーミクストコンクリートは、橋脚、擁壁、床版、基礎など、現場で型枠に打ち込んで固める構造物に使われます。ポンプ車を使うと、高い場所や奥まった場所にも連続して送れます。用途では、必要な強度だけでなく、鉄筋のすき間を通るやわらかさや、打込み時間に間に合う運搬計画を合わせて考えます。
左に広い意味のコンクリート、右に工場製造で現場搬入されるレディーミクストコンクリートが分けて配置されています。
コンクリートという言葉は、固まった構造体や現場で練るものまで含む広い呼び名です。レディーミクストコンクリートは、その中でも工場で練り混ぜてから運ぶものに限られます。工場製造、運搬、受入れ、JIS A 5308 という流れで見ると、一般のコンクリートとの範囲の違いが整理できます。
4 枚のカードに強度、スランプ、空気量、塩化物量が並び、注文時や受入れ時に確認する品質項目が示されています。
レディーミクストコンクリートの性質は、強度だけで判断しません。スランプはやわらかさ、空気量は凍害への強さや作業性、塩化物量は鉄筋のさびやすさに関わります。弁当を味、量、温度、鮮度で確認するように、複数の品質指標を組み合わせて、構造物に合う材料かを確認します。
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