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用語集/押え盛土工法
土木一般

押え盛土工法

押え盛土工法は、軟弱地盤上の本盛土が横へすべり出そうとするのを防ぐため、法尻側に別の盛土を置いて重みで抵抗力を増す工法です。盛土の安定を高め、側方すべりや崩壊を防ぐ対策になります。試験では、仕組み、性質、現場での使いどころが頻出です。

4 枚の画像で解説

セクション別の図解

軟弱地盤上の本盛土と、法尻側に置いた押え盛土が断面で描かれ、横へすべる力と押し返す力が矢印で示されています。

押え盛土工法は、本盛土の足元に重しを置くようにして、地盤が横へ逃げる動きを抑える方法です。法尻 (盛土の斜面の下端) を押さえることで、すべりに対する抵抗が増えます。軟弱地盤では、盛土を高くするほど不安定になりやすいため、安定確保の基本対策になります。

盛土下のすべり円弧が描かれ、その外側にある押え盛土の重さが抵抗側へ働く様子が断面解析風に示されています。

安全要点は、すべろうとする力より抵抗する力を大きくすることです。すべり円弧 (地盤が円弧状にすべる想定線) に対して、押え盛土の重さがブレーキの役目をします。ただし重すぎる押え盛土は別の沈下を起こすこともあるため、安定計算と沈下管理を合わせて確認します。

平面図と断面図を組み合わせ、本盛土の法尻位置を決めた後、外側へ押え盛土を段階的に築く流れが描かれています。

配置手順では、まず本盛土の高さ、幅、法尻位置を確認します。次に、すべりが起きやすい側へ押え盛土をどの幅と高さで置くかを決めます。施工は一度に大きく載せず、沈下や変位を見ながら段階的に進めます。押え盛土工法では、置く場所と施工速度が安定性に大きく関わります。

[比較] 押え盛土は地盤を固めるのではなく、法尻側に重さを加えてすべりに抵抗します。締固め・固結・排水が地盤性質を変えるのに対し、外力のつり合いを整えます。

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  • 地すべり防止工専門土木

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