盛土材料
盛土材料は、道路や宅地を高くする盛土に使う土や砕石などの材料です。締め固めやすく、沈みにくく、水でふくらみにくく、崩れにくいものを選ぶことで、安定した地盤をつくれます。試験では、仕組み、適用条件、似た用語との違いが頻出です。
セクション別の図解
盛土の断面の中に良質な土材料が層状に入れられ、法面や路面を支える構造として描かれています。
盛土材料は、低い土地を高くしたり道路の土台をつくったりするときに使う土質材料です。ふかふかの雪を積むと崩れやすいように、悪い土を積むと沈下やすべりが起きやすくなります。良い盛土材料は、敷均し (平らに広げる作業) と締固めがしやすく、水を含んでも強さを保ち、完成後の沈下を小さくできます。
盛土材料を薄い層ごとに広げ、ブルドーザやローラで順番に締め固めていく施工の流れが描かれています。
盛土材料の用途では、道路盛土、宅地造成、河川堤防、構造物の背面埋戻しなど、場所ごとに求める働きが変わります。道路では交通荷重を支えること、堤防では水に対する安定が大切です。層ごとに敷き均して締め固めるのは、厚い布団を一度に押しても中まで締まらないのと同じで、薄く重ねるほど密度を管理しやすくなります。
盛土材料には、水はけがよく、締固め後の変形が小さく、安定しやすい土を選びます。有機質土、膨らみやすい粘土、凍上しやすい細粒土などは、沈下や崩れの原因になりやすいため避けます。
4分割の図に、圧縮性が小さい、膨潤しにくい、せん断強度が高い、締め固めやすい性質が示されています。
盛土材料の性質は、完成後に沈まない、ふくらまない、すべらない、施工しやすいという4点で整理できます。圧縮性が小さいとは、重みを受けてもつぶれにくいことです。膨潤が小さいとは、水を吸って大きくふくらみにくいことです。せん断強度 (ずれに抵抗する力) が高いほど法面が安定し、締固めが容易なほど均一な盛土をつくれます。
関連用語
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