曲線式工程表
曲線式工程表は、縦軸に出来高(工事の進み具合)の比率、横軸に工期をとり、進み具合を曲線で表す工程表です。全体の進捗を予定と比べやすいのが特長で、グラフ式工程表や出来高累計曲線(S字曲線)があります。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
予定曲線の上下に許容範囲を示す管理曲線が描かれ、実績がその範囲に収まるよう管理する様子が示されています。
曲線式工程表は、進捗の予定と実績を比べる管理に使います。計画した出来高曲線に、実際の出来高曲線を重ねて描けば、予定通りかどうかが一目でわかります。さらに、予定曲線の上下に許容できる範囲を示す管理曲線を加えると、進みすぎや遅れすぎを早く見つけられます。実績がこの範囲に収まるように管理することで、工期を守ります。
全体の出来高を曲線で表す曲線式と、個々の作業を棒で表す横線式が対比されています。
曲線式工程表と横線式工程表は、見せ方がちがいます。横線式は、作業ごとの期間を棒で表し、個々の作業の予定を見るのに向いています。曲線式は、工事全体の出来高(進み具合)を曲線で表し、全体が予定通り進んでいるかを見るのに向いています。個々の作業の管理は横線式、全体の進捗管理は曲線式、というように役割を分けて使えます。
工事の出来高が、序盤はゆっくり、中盤に速く、終盤に再びゆっくり進み、累計するとS字になる様子が示されています。
出来高累計曲線は、工事の出来高の累計を曲線で表したもので、ふつうはS字を描きます。工事は、序盤は準備で進みがゆっくり、中盤は本格的な作業で速く進み、終盤は仕上げで再びゆっくりになります。この進み方を累計すると、なだらかなS字の形になります。実際の進み具合をこの予定曲線と重ねて、進みすぎ・遅れすぎを管理します。
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