掘削面の高さ2m以上
掘削面の高さ2m以上は、地山の掘削で作業主任者の選任が必要になる、掘削の深さ (高さ) の基準です。掘った面の高さが2m以上になると、崩壊や土石の落下の危険が大きくなるため、資格をもつ作業主任者を置いて作業を指揮させることが義務づけられます。
セクション別の図解
掘削計画の段階で掘る深さを確認し、2m以上なら作業主任者を選任する判断の流れが描かれています。
実務では、掘削の計画を立てる段階で、掘る深さ (掘削面の高さ) を確認します。2m以上になる場合は、地山の掘削および土止め支保工の技能講習を修了した人を作業主任者として選任します。作業主任者は、作業前の点検や作業方法の決定、現場の直接指揮を担います。深さの基準をあらかじめ把握しておくことで、必要な体制を整えてから掘削に入ることができ、安全な作業につながります。
左に2m未満の浅い掘削、右に2m以上の深い掘削を並べ、作業主任者の要否という管理のちがいが対比されています。
掘削面の高さによって、求められる管理が変わります。掘削面が2m未満の浅い掘削では、作業主任者の選任までは義務づけられていません。2m以上になると、崩壊や土石の落下の危険が大きくなるため、資格をもつ作業主任者を選任して作業を指揮させることが必要になります。同じ掘削でも、深さが境目を超えると安全管理を一段強める、という考え方です。計画の段階で深さを確認します。
浅い掘削では崩れても被害が小さく、深い掘削では崩れた土が大量に作業員を巻き込む様子が対比して示されています。
2mという基準が設けられているのは、掘削が深いほど危険が大きくなるからです。掘削面が深いと、崩れたときに落ちてくる土の量が増え、巻き込まれる被害が重くなります。土石が落ちる高さも大きくなり、当たったときの衝撃も増します。そこで、危険が無視できなくなる2mを境として、それ以上の掘削では資格をもつ作業主任者の指揮を義務づけ、点検や作業方法の管理を強めて事故を防ぎます。
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