管理図3σ計数値
管理図3σ計数値は、不良個数や不良率のように数えて得る品質データを管理図に打点し、中心線から上下3σの管理限界内に収まるかを見る方法です。ばらつきの異常や片寄りを早く見つけ、施工品質が安定しているか判断します。
セクション別の図解
横軸に時間やロット、縦軸に品質値が置かれ、中心線と上方管理限界、下方管理限界が引かれた模式図が示されています。
管理図3σ計数値は、不良数や不良率などの計数値を点で並べ、中心線から上下3σ (標準偏差の3倍) の範囲に入るか確認する品質管理の道具です。体温表で平熱から大きく外れた日を見つけるのと似ています。点が管理限界を越えたり、片側に続いたりすると、偶然ではない異常の可能性を疑います。
左に山形の正規分布、右に管理図が置かれ、平均を中心に上下3σへ広がる99.73%の範囲が重ねて示されています。
3σの原理は、品質のばらつきが安定しているとき、多くの値が平均付近に集まるという考え方です。正規分布では平均から上下3σの中に約99.73%が入るため、そこを外れる点はかなり珍しい値になります。管理図3σ計数値では、この珍しさを利用して、材料、作業方法、測定条件の変化による異常を早期に見つけます。
左にp管理図と不良率、右にxbar-R管理図と寸法や強度が対応し、データ種類ごとの使い分けが表で示されています。
混同しやすい点は、計数値と計量値で使う管理図が違うことです。計数値は不良個数や不良率のように数えるデータで、p管理図などを使います。計量値は長さ、重さ、強度のように測って得る連続データで、xbar-R管理図などを使います。管理図3σ計数値の問題では、データが数えるものか測るものかを先に見分けます。
計数値の管理図では、不良個数や不良率を打点し、中心線と上下3σの管理限界でばらつきを見ます。限界内でも周期変動や片側偏りがあれば工程変化を確認します。
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