囲い
囲いは、高さ2m以上の作業床の端や開口部など、墜落の危険がある箇所に設けて、人の墜落を防ぐ設備です。手すりや覆いとともに、墜落・転落事故を防ぐために第一に設置すべきものとされています。
3 枚の画像で解説
セクション別の図解
高さ2m以上の作業床端・開口部に囲いを設け、点検しながら墜落を防ぐ、規則に基づく措置が示されています。
囲いの設置は、労働安全衛生規則で事業者の義務として定められています。高さ2m以上の作業床の端や開口部などには、囲い・手すり・覆いを設けなければなりません。これらが著しく困難なときは、防網を張り、労働者に要求性能墜落制止用器具を使わせます。設けた設備やその取付けに異常がないか、随時点検することも求められます。
囲い・手すり・覆いの基本設備、設置困難時の防網、さらに困難時の墜落制止用器具が、段階的に並べて示されています。
墜落防止の対策には段階があります。まず、危険箇所に囲い・手すり・覆いを設けるのが基本です。これらの設置が著しく困難なときは、次の手段として防網(安全ネット)を張ります。それも難しいときは、労働者に要求性能墜落制止用器具(安全帯)を使わせます。設備で囲って防ぐことを優先し、難しいほど次の手段に移る、という順序です。
作業床の縁に設けた囲いが、人や物が縁を越えて落ちるのを物理的に止めている様子が示されています。
囲いが墜落を防げるのは、危険な縁を物理的にふさぐからです。高い場所の作業床の端や開口部は、ひとたび人が踏み外せば墜落につながります。そこに囲いを設ければ、人が縁に近づきすぎても、また足を滑らせても、物理的に落下を止められます。注意や気をつけといった人の心がけだけに頼らず、設備で確実に守るのが基本的な考え方です。
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