技能講習修了者
技能講習修了者は、決められた技能講習を受けて修了した人のことです。作業主任者などに選任されるには、この修了が資格要件になります。地山の掘削や土止め支保工の作業主任者は、それぞれの技能講習を修了した人の中から選ばれます。
セクション別の図解
地山掘削や土止め支保工など、作業の種類ごとに対応する技能講習の修了者が選任される様子が描かれています。
技能講習修了者は、作業の種類ごとに定められています。地山の掘削および土止め支保工の作業主任者は、その技能講習を修了した人から選びます。事業者 (工事を行う会社) は、行う作業に応じて、対応する技能講習を修了した人を作業主任者として選任しなければなりません。資格をもつ人を正しく選任することが、危険な作業を安全に進めるための出発点になります。
技能講習を修了して資格を得る段階と、その修了者の中から作業主任者に選ばれる段階が、順を追って示されています。
技能講習修了者と作業主任者は、資格と役割という関係でつながっています。技能講習修了者は、講習を修了して得られる「資格」をもつ人です。作業主任者は、その修了者の中から現場ごとに選ばれる「役割」です。つまり、まず技能講習を修了して資格を得て、その人が現場で作業主任者に選任される、という順になります。資格があっても選任されなければ作業主任者ではなく、選任には必ず資格が要る、という関係です。
技能講習で地盤や安全の知識を学んだ人が、現場で危険を見極めて指揮できるようになるまでの流れが示されています。
技能講習修了が資格要件になっているのは、危険な作業を任せるには専門の知識と技能が欠かせないからです。地山の掘削や土止め支保工は、地盤の状態を読み、崩壊の危険を見極めて作業を進める必要があります。技能講習では、こうした判断に必要な知識や技能を学びます。修了者だけが作業主任者になれることで、知識のある人が現場を指揮することが保証され、事故の防止につながります。
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