バックホウ
バックホウは、ブーム、アーム、バケットを使い、バケットを手前に引く動きで土を掘る掘削機械です。機械の位置より低い場所の床掘りや溝掘りに向き、土工現場で最もよく使われる機械の一つです。試験では、機械の向き不向きと施工場面の対比が頻出です。
セクション別の図解
土工機械四種の用途マトリクスの中で、バックホウが機械位置より低い場所の掘削に向く機械として強調されています。
バックホウは、アームを手前に引き寄せる動きで土をすくう掘削機械です。穴の底や溝のように、機械が立つ場所より低い部分を掘るのが得意です。ブルドーザは押土、トラクターショベルは積込み、スクレーパは掘削と運搬に向くため、用途の違いで見分けます。
機械の手前下方にある土をバケットで引き寄せ、すくい上げて旋回する一連の動きが矢印付きで描かれています。
操作の基本は、ブームで高さを調整し、アームを引いてバケットに土を入れることです。スプーンを手前に引いて砂をすくう動きに似ています。バックホウは床掘り、溝掘り、基礎掘削、管路掘削などで使います。掘った土は旋回してダンプへ積み込めるため、狭い現場でも活躍します。
バックホウの作業装置が分解ラベルで示され、ブーム、アーム、バケットの位置とつながりが分かる構成になっています。
構造は、車体から伸びるブーム、先端側のアーム、土を入れるバケットで考えます。ブームは大きな上下動、アームは手前へ引く動き、バケットは土をかき取る動きを担います。バックホウはこの三つを油圧 (油の圧力で動かす力) で動かし、細かい掘削形状に対応します。
バックホウの旋回半径内立入禁止範囲と、掘削端部の崩壊に注意する場所が、現場平面と断面で描かれています。
安全上は、旋回半径内に人を入れないことが最重要です。バックホウは上部が大きく回るため、運転席から見えにくい場所で接触事故が起きます。また掘削端部に近づきすぎると、地盤が崩れて機械が転落する危険があります。合図者、立入禁止措置、掘削端からの離隔を確認して作業します。
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