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用語集/余掘計画水深確保
専門土木

余掘計画水深確保

余掘計画水深確保は、港や川底を浚渫 (土砂を掘って取り除く工事) するとき、計画水深より少し深く掘って必要な深さを確実に残す考え方です。掘り過ぎと浅残りの両方を避け、船の安全な航行を守り、手戻りも減らします。

4 枚の画像で解説

セクション別の図解

水面から下の浚渫断面に計画水深線が引かれ、その少し下まで掘った余掘後の海底面が色分けで描かれています。

余掘計画水深確保は、浚渫で予定した水深を確実に満たすため、計画面より少し深い位置まで掘る管理方法です。船が通る水路では、少しでも浅く残ると底に触れる危険があります。ただし深く掘り過ぎると工事量や処分土が増えるため、余掘は安全のための余裕であり、過不足なく管理することが大切です。

断面図の計画線より下に余掘線が引かれ、波、掘削機の動き、土砂の戻りを見込む余裕幅が矢印で示されています。

浚渫では、バケットやポンプの操作誤差、潮位や波による船の揺れ、掘った後に細かい土砂が戻る動きが起こります。余掘線は、こうしたずれを吸収するための安全側の線です。余掘計画水深確保では、計画水深を直接狙うのではなく、施工後の測量で浅残りが出にくいように、あらかじめ下側へ余裕を持たせます。

左に余掘ありで計画水深を満たす断面、右に余掘なしで一部が計画線より浅く残った断面が並べられています。

余掘ありの断面は、多少の施工誤差があっても最終的な海底面が計画水深を下回りにくい状態です。余掘なしの断面は、見た目は工事量が少なくても、測量後に浅残りが見つかると再浚渫が必要になります。比較のポイントは、余掘ありは安全と再施工防止を重視し、余掘なしは不足リスクが高いという違いです。

余掘は、浚渫で計画水深より少し深く掘る考え方です。掘削後の浅残りを防ぎ、船舶や流水に必要な深さを確保します。

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