XバーR管理図
XバーR管理図は、品質管理で測定値の平均とばらつきを同時に見る管理図です。Xバーで小グループの平均値を、Rで最大値と最小値の差を管理し、工程の異常を早く見つけます。試験では、異常の見方と改善につなげる判断が頻出です。
セクション別の図解
上段にXバー管理図、下段にR管理図が配置され、同じ測定グループの点が時系列で並んでいます。
XバーR管理図は、品質の中心がずれていないかと、ばらつきが大きくなっていないかを同時に見る図です。Xバーは平均値、Rは範囲 (最大値と最小値の差) を表します。体温の平均と日ごとの揺れを別々に見るように、工程の異常を早めに見つけるために使います。
4個の測定値を一組にして平均と範囲を計算し、上段と下段の管理図へ点を打つ流れが描かれています。
手順は、まず同じ条件で採った複数の測定値を一組にします。次に、その組の平均を求めてXバー管理図に記入し、最大値と最小値の差を求めてR管理図に記入します。XバーR管理図では、この作業を時系列に繰り返すことで、工程の変化を点の並びとして追えるようになります。
黒板に21、22、24、25の測定値が並び、平均23と範囲4を求める計算過程が書かれています。
数値の見方では、21、22、24、25の平均は (21+22+24+25)÷4=23 です。範囲Rは最大値25から最小値21を引くので 4 になります。XバーR管理図では、平均23を上段に、R=4を下段に点として記入します。平均と範囲を混同しないことが計算問題の基本です。
上段では平均値の異常、下段ではばらつきの異常が別々に丸で囲まれ、判定の視点が分けられています。
判定では、Xバー管理図とR管理図を別々に確認します。Xバーが管理限界を外れれば、品質の中心がずれている可能性があります。Rが大きく外れれば、同じ組の中でばらつきが増えた可能性があります。XバーR管理図では、どちらか一方だけが異常でも工程を見直す手がかりになります。