ワー・ト・リ3用語対比
ワー・ト・リ3用語対比は、ワーカビリティーをコンクリートの作業しやすさ、トラフィカビリティーを建設機械の走りやすさ、リッパビリティーを地山の掘り裂きやすさとして整理する覚え方です。対象が材料、地盤、岩盤で違うため、試験の取り違え防止に役立ちます。
セクション別の図解
左にコンクリート打込み、中央に軟弱地盤を走る建設機械、右にリッパで岩盤を裂くブルドーザが三分割で描かれています。
ワー・ト・リ3用語対比は、ワーカビリティー、トラフィカビリティー、リッパビリティーを対象で分ける整理です。ワーカビリティーは材料の扱いやすさ、トラフィカビリティーは建設機械の走行性、リッパビリティーは岩や地山の掘削しやすさを見ます。似た語でも、何を評価しているかが違います。
型枠の左からフレッシュコンクリートが流し込まれ、作業員がバイブレータで空気を抜きながら締め固める場面が描かれています。
ワーカビリティーでは、まだ固まっていないフレッシュコンクリートを、型枠のすみずみまで入れやすく、鉄筋の間にも回り込みやすいかを見ます。水を増やせば流れやすくなりますが、強度や耐久性が下がるおそれがあります。流動性だけでなく、締固めや仕上げまで含めた作業性として理解します。
左側にぬかるんだ地盤を進むダンプや重機、右側に硬い地山へリッパを差し込んで割るブルドーザが並んでいます。
トラフィカビリティーは、施工中の地盤がダンプやブルドーザの重さに耐え、沈み込まずに走れるかを見る言葉です。雨上がりの運動場で靴が沈むかどうかを確かめる感覚に近いです。リッパビリティーは、硬い地山や風化岩を発破なしでリッパ (爪状の掘削具) で裂けるかを見ます。どちらも地盤が相手ですが、一方は走行、もう一方は掘削です。
三つの用語が左列に並び、右列に作業性、走行性、掘削可能性が対応して示されています。
ワーカビリティーはコンクリートの作業性、トラフィカビリティーは建設機械の走行性、リッパビリティーはリッパによる岩や地山の掘削しやすさを表します。三つの語は似ていますが、対象物が異なります。材料、地盤上の走行、地山の掘削という対象の違いで整理します。