ワーカビリティーコンクリート作業性
ワーカビリティーコンクリート作業性は、まだ固まらないコンクリートを運び、型枠へ入れ、締め固め、仕上げる作業のしやすさです。材料が分離せず、すみずみまで無理なく行き渡る性質が品質に直結します。試験では、施工時期、品質低下の原因、仕上がりを結び付けます。
セクション別の図解
作業員がフレッシュコンクリートを型枠へ流し込み、すみまで行き渡らせながら締固める施工場面が描かれています。
ワーカビリティーコンクリート作業性は、まだ固まらないコンクリートの扱いやすさです。運搬、打込み、締固め、仕上げがしやすく、砂利とモルタルがばらばらに分かれない状態がよい作業性です。硬すぎるとすみまで入らず、軟らかすぎると材料分離しやすいので、ちょうどよいまとまりが大切です。
スランプの小さい硬いコンクリートと、適度に広がるコンクリートが並び、型枠への入りやすさの差が示されています。
ワーカビリティーの性質を見るときは、軟らかさだけでなく、まとまりも確認します。スランプ (円すい状に詰めた生コンがどれだけ下がるかの値) が大きいほど流れやすいですが、水を増やしすぎると材料分離しやすくなります。作業性は、流れやすさと分離しにくさのバランスで成り立ちます。
左に型枠へ入るコンクリート、右に地盤上を走る建設機械が置かれ、対象物の違いで用語が分けられています。
ワーカビリティーとトラフィカビリティーの差異は、評価する対象です。ワーカビリティーはコンクリートが扱いやすいか、トラフィカビリティーは地盤が建設機械を走らせられるかを見ます。どちらも「作業しやすさ」に関係しますが、前者は材料、後者は地盤の状態なので、対象物で切り分けると混同しません。
ワーカビリティーは、まだ固まらないコンクリートを運搬、打込み、締固め、仕上げしやすい性質です。材料分離を抑え、型枠内へ行き渡らせます。